珍植物ハカラメ

全く奇妙な植物もあるものである。「葉から芽」が出るので、「ハカラメ」という。「タネカラメ」なら当たり前で、誰もそんな言葉は使わない。数年前の4月、小笠原諸島の父島で山へ案内してくれた現地のガイドさんに教えて貰った。「これがハカラメという木で、葉から芽が出るんだ。葉っぱをお土産店で売っている。ここで採った方がいいよ。」

それで10枚ほど葉っぱを家に持ってきた。紙の上にただ並べて、日当たりのいい場所に放置しておいたら、二ヵ月後、下の写真ようになった。芽は元気いいが、葉っぱの方はだんだん枯れてくる。

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葉っぱの部分を少し付けて芽をちぎり取り、鉢に差し込んでおいた。4ヶ月後には下の写真のようになった。それからは、どんどん伸びて40センチほどの高さになった。その葉っぱを取って、又同じことを繰り返すと、ハカラメはいくらでも増えて行くことになる。

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次の写真は、葉っぱを放置してから一週間後の芽である。本当に不思議な感じで、ミラクルリーフとも呼ばれているらしい。又、「増える」ことで縁起がよく、マザーリーフ(母の葉)とも呼ばれているという。

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左の写真は、父島の山で撮ったハカラメの花である。私の鉢に植えたハカラメは、残念ながら花は咲かなかった。知人へやったものには、花が咲いたとの報告があった。熱帯性なので、冬は特に注意し、普段は日当たりのいい場所に置くことが大切なのだろう。
右の写真は、観光客が父島の山でハカラメを採っているところである。



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● ハカラメについてチョッと調べてみた
   ・ 分類: ベンケイソウ科・ブリオフィルム属・多年草
   ・ 学名: Kalanchoe pinnata
    ・ 通称: ハカラメ、セイロン弁慶草、トウロウソウ(灯篭草)
   ・ 原産: 不明だが熱帯、亜熱帯に広く分布 (石垣島にもありました)

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